「失敗しない」から「成功する」へ
現在、業界団体のプロジェクトマネジメント研究会において座長を務めている。
当面は、毎月1回テーマを決めて、2社から3社に自社の取組みや施策を発表してもらう形式で進めている。
質疑や意見交換が活発で盛り上がっており楽しい。良い成果が出せそうである。
先月の会合では、2社から発表してもらった。内容は、商談審査から評価会議(反省会)に至るまでプロジェクトマネジメントのプロセスとその管理手法の紹介である。
システム開発プロジェクトは、曖昧な契約や見積もりルールの無視が大きな失敗につながることが多い。プロセスを監視・管理することで失敗を未然に防ぐことができる。
実際、2社のうち1社は赤字プロジェクトが4分の1に減ったそうである。
同様な取組みをしている企業は、僕の周りにもいくつかあるが、やはり効果がでている。情報サービス業にとって重要な取組みであることは疑いない。
しかし、これだけでは、やはり不十分なように思う。
これは「失敗しないため」「マイナスをゼロにするため」のものであって、価値創造にはつながっていかないと思うからである。
これからの数年間において、価値創造に真剣に取り組むかどうかが、運命の分かれ目になると感じている。(残念ながら、現在横行している力まかせのコスト削減は価値創造にはつながらない。)
価値を創造するためには「失敗しない」だけではなく、「成功する」ための取組みが必要である。
「いかにマーケティング力を構築するか」
「いかに技術力(現場力)を構築するか」
「いかにリスク・テイクするか」
これらに伴って、プロジェクトマネジメントも進化する必要がある。
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