華やかでない人々
日経ビジネス(2004年12月6日号)の後藤卓也・花王会長のコラムが印象に残りました。「“虚妄の成果主義”の嘘と真実」と題されたコラムです。
内容は、最近の成果主義に対する批判的な論調に対する後藤会長の意見です。
後藤会長は、基本的に成果主義を擁護されており、「終身雇用はよいことだが、年功序列は問題」、「数値だけの評価は間違い」といった意見を述べられています。
私が特に心に残ったのは以下の部分です。
私が意識したいのは「華やかな人」だけを高く評価するわけではないということだ。1つの商品が成功する背景には、決して目立たないが、商品化に貢献した社員が必ずいる。安全性を確認したり、特許をとるためのデータを検証したりといった地道な活動も欠かせない。こうした陰の努力にも光を当てる必要がある。
システム開発やITサービスにおいても、これは同様ですね。
一部の優秀な人間の力だけで、プロジェクトが成功している訳ではありません。
目立たないけれどチームの雰囲気づくりやモラール向上に貢献している人、地味だけれどもチーム全体の生産性向上に寄与している人達がいます。
私は、ITプロフェッショナルの給与制度は、どうあるべきかで日々頭を悩ませています。
「華やかでない人々」に、どうやってスポットをあてて評価するか、大きな課題だと思っています。
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